MENU
  • ホーム
  • 日本
  • 国際
  • このサイトについて
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ
AD
サン・レターズ・プレス
  • ホーム
  • 日本
  • 国際
  • このサイトについて
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ
サン・レターズ・プレス
  • ホーム
  • 日本
  • 国際
  • このサイトについて
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 台湾との歴史つむぐ日本酒が完成

台湾との歴史つむぐ日本酒が完成

2024 2/22
国際 日本
2024年2月22日
サン・レターズ・プレス編集
台中六十五再醸
台中六十五再醸

台湾出身で、台湾と日本をつなぐ米「蓬莱米台中六十五号」を使った日本酒づくりに取り組む陳韋人(ちん・いにん)さん(43)がこのたび、集大成ともいえる日本酒「台中六十五再醸」を完成させた。

再醸とは、酒を醸造して酒を造る手法で、日本酒では珍しいという。台中六十五再醸は、前年にできた日本酒を用いて醸造し、それをもとに翌年も醸造していく。継ぎ足しながら継承されるうなぎ屋の「秘伝のたれ」のようなイメージだ。

陳さんは台湾出身。台湾にはない日本神話の魅力に惹かれ、島根大学に留学したのをきっかけに島根との縁が生まれた。大学時代に島根の日本酒を飲んで日本酒のおいしさに目覚めた。

その後、山口県の獺祭や島根県の李白などに関わりながら酒造りの道に進んだ陳さん。やがて自分のオリジナルな日本酒を造りたいとおもうようになった。自らの日本酒に使うべき米について探求する中、たどり着いたのが「台中六十五号」だった。

台中六十五号は日本米の栽培に適さないとされていた台湾で、1929年に初の日本米交雑種として完成し、病気に強く多く収穫できるとして主力となった品種であり、台湾の稲作にとっても重要な意味を持つとされている。これは島根県の「亀治米」と兵庫県の「神力米」を交配して開発されたもので、島根にゆかりのある米だ。

現在では生産が途絶えていたその米を、陳さんは自ら田んぼで育てるところから始めた。酒蔵で働きながら蔵の一部を借りて自分の酒の醸造を開始した。

2021年には合同会社「台雲酒造」を島根県出雲市で立ち上げ独立。本格的に自分の酒造りに取り組み始めた。2023年に「会社のアイデンティティ」ともいえる「台中六十五再醸」の第一弾が完成。

2024年は、初めて「再醸」を再醸した日本酒が完成した。

陳韋仁さん
陳韋仁さん

陳さんが持つ設備では日本で酒を造って売る資格を取得することが難しく、ターゲットは台湾をはじめとした海外の日本酒ファンだ。

「再醸」も日本で味わうことは難しいが、島根と台湾にルーツを持ち、島根の地ではぐくまれたこの酒は海を越えた先で多くの人の心をつかんでいる。

陳さんはこの酒の魅力について「継ぎ足して造るからどんな味になるか分からないのが面白い。歴史の味を感じてほしい」と話す。現時点では「再醸」の生産は赤字だが、何年も続けることでビンテージ物として価値が増すと信じる。

「この酒が台湾と日本の歴史的つながりを知るきっかけになってほしい」と語る陳さん。目標はこの再醸を100年続け、台中六十五号とそこに込められた物語を未来につないでいくことだ。

完成した酒をビンに詰める陳韋仁さん
完成した酒をビンに詰める陳韋仁さん

関連記事

あわせて読みたい
夫婦二人三脚で但馬杜氏の技を継承 日本酒「文太郎(ぶんたろう)」 兵庫県美方郡新温泉町で、但馬杜氏の技術継承に励む人物がいる。岡本大地さんだ。株式会社文太郎で杜氏を…
あわせて読みたい
地酒メーカー自社製造のパウチ日本酒 ~日本酒発祥の地 島根から~ 2024年3月21日、島根県松江市の酒造メーカー「李白酒造」が、パウチ容器の日本酒「李白パウチ」を発売する。大規模ロットを自社で独自に開発、製造する。日本酒と言えばこれまでビンの容器が常識だった。それをくつがえすかブランドイメージが失墜するか、李白酒造としては「覚悟の挑戦」だ。
あわせて読みたい
日比谷しまね館で島根の日本酒と神話を楽しむ 2025年5月11日、東京都千代田区の「日比谷しまね館」で「島根の美酒と神話を楽しむワークショップ」が開催される。ナビゲーターから出雲神話にまつわる話を聞きながら、島根の日本酒を楽しむイベントだ。 島根は日本酒発祥の地と言われており、銘酒が数多く製造されている。
あわせて読みたい
外国人向け「田舎ツアー」を創り出すプラットフォーム始動 外国人向け旅行商品の販売を仲介するプラットフォーム「Though INAKA」のホームページが、本日2024年3月1日インターネット上で公開された。島根県発の観光を扱うプラットフォームだ。

Ad

国際 日本
台中六十五再醸

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

Follow @saninpress
この記事をシェア

おすすめの記事

  • 「オーストラリアクロトキ」(オーストラリアでは「ビンチキン」と呼ばれている)
    ゴミ箱と呼ばれる鳥 「オーストラリアクロトキ(ビンチキン)」 【動物目線のオーストラリア暮らし】
    2026年4月23日
  • 編曲を行う小野江良太さん
    曲はあるのに譜面が無い?(前編)愛知県の譜面制作会社「小野江音楽工房」 小野江良太さん
    2026年4月21日
  • 出雲大社で「さくらの親子丼2」の撮影を行う最知由暁斗さん=2018年12月(提供:最知由暁斗さん)
    テレビドラマ「さくらの親子丼」監督 動画配信チャンネル開設「ゆきパパの1人旅」
    2024年10月28日
  • オープン前のシール引換所
    水木しげるロード30周年 鬼太郎ビックリマンスタンプラリー
    2024年3月6日
  • 米子鬼太郎空港へ向けて出発を待つ、グレーターベイ航空米子香港便(香港国際空港の様子)
    グレーターベイ航空米子香港便 搭乗体験記④(復路 機内食編)
    2025年4月17日
  • しまねっこパフェ
    日比谷しまね館で3日間限定 「しまねっこパフェ」
    2025年4月26日
  • アメリカの大学で棒高跳びの練習をする坂口ジャスミン紫苑さん
    風を越えて ~棒高跳び 坂口ジャスミン紫苑 世界への助走~ ①
    2025年7月10日
  • 甲子園球場でグラウンドキーパーのアルバイトをしていた頃の山本耕太郎さん(左)
    甲子園球場の整備員から料理人へ転身 牛タンの居酒屋「焼味尽 とくちゃん」(前編)
    2025年4月5日
Ad
  • ホーム
  • 日本
  • 国際
  • このサイトについて
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ

© San Letters Press|記事や画像等の無断使用を禁じます。

error: Content is protected !!