MENU
  • ホーム
  • 日本
  • 国際
  • このサイトについて
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ
AD
サン・レターズ・プレス
  • ホーム
  • 日本
  • 国際
  • このサイトについて
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ
サン・レターズ・プレス
  • ホーム
  • 日本
  • 国際
  • このサイトについて
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ
  1. ホーム
  2. 日本
  3. 福島と山陰つなぐシンガーソングライター(前編)

福島と山陰つなぐシンガーソングライター(前編)

2024 3/10
日本
2024年3月10日
サン・レターズ・プレス編集
hactoさん

東日本大震災から13年を迎える2024年3月11日、鳥取県出身のシンガーソングライターhacto(はくと)さん=埼玉県在住=が、島根県江津市で追悼ライブを行う。

地元ゆかりの楽曲作成や、長年の福島通いで知られるhactoさん。

しかしそもそもなぜ、埼玉県に住む鳥取県(とっとりけん)出身のシンガーが東北の被災地に想いを込めて島根県(しまねけん)で歌うのか?

震災13年を迎える11日を前に本人にインタビューを行った。

hactoさんは18歳で千葉県の大学に進学。家族の反対を押し切って故郷を離れたといい、学費や生活費を稼ぎながら暮らす苦学生だった。

在学中に音楽に出会い、卒業後もロックバンドのボーカルを務めていたが「これで生きていくのは無理だな」と感じ、一時は音楽をやめることも考えた。

そんなとき、心のどこかで故郷が恋しかった。しかし「このままでは鳥取に帰れない」と思い、決意を新たに30代半ばでシンガーソングライターとなった。

「作詞作曲ができて、歌が歌えるから」という理由でシンガーソングライターになったが、歌うべき自分の言葉が定まらない日々が続いていた。

そんなある日、ライブのリハーサルのためスタジオ入りの順番を待ちながら公園で待機していると、空が揺れたかのように感じた。立っていられないほどの大きな地震。

幸い被害は受けなかったものの、当時から埼玉県に住んでいたhactoさんも東日本大震災で大きな揺れを感じた一人だった。

ただごとではないと直感した。どうしたら良いかもわからず、震災翌日の12日にはただただJR川口駅の駅前で歌を歌っていたことだけを覚えているという。

東京電力福島第一原発の事故が起き、首都圏では電力が不足した。時間ごとに停電が起きる計画停電が実施され、節電も呼びかけられた。

ライブを行うにも照明を抑え、暗い中で音響を使わずに歌った。自分がしていることへの違和感が強くなり、とにかく被災地に行くしかない、と決めた。

5月には被災地でのアーティストの募集を見つけ、秋には福島県相馬市のステージに立った。被災した人にどんな言葉をかければいいかわからず、ただ歌って帰った。

被災地を訪ねても自分の中の違和感は解消されなかったが、帰りのバスの車内で翌月のバスを予約した。

それ以来、毎月福島に通うようになり、それは今も続いている。

今、相馬市だけでなく福島中に会えば気軽に話せる友人ができた。最初の訪問を覚えていた人からは「お前、あの時何もしゃべらなかったよな」なんて言われたこともある。

あの時の「違和感」は解消されたのだろうか?

「違和感とは結局、なんのために歌うのかわからない、音楽は役に立たない、という無力感だったんです」

今は、福島を訪ねれば「おかえりなさい」、見送るときに「いってらっしゃい」といってくれる人がいる。そんな出会いを得て、自分自身が救われた。

なんのために歌うのか。今はその答えも明確になった。「困難に立ち向かう人の背中を少しでもそっと押せる歌手、アーティストでありたい。背中から支える、そんな歌を歌っていきたい」

ハードなロックを歌っていたとは思えないやわらかな弾き語りが今のhactoさんのシンガーとしての持ち味でもある。

そんなhactoさんが福島の人から学んだこと、そしてそれを踏まえて多くの人に伝えたいことは「家族を大事に、故郷を大事に」というメッセージだ。

(後編へ続く)

後編はこちらです。
↓↓

あわせて読みたい
福島と山陰つなぐシンガーソングライター(後編) 東日本大震災をきっかけに「何のために歌うのか」と、途方に暮れたhactoさん。そんな彼を救ってくれたのは、通い続けることで生まれた福島の人たちとのつながりだった。

Ad

日本
hactoさん

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

Follow @saninpress
この記事をシェア

おすすめの記事

  • 「あいうべ体操」の説明を行う口腔機能支援チームのスタッフ
    【連載】歯科医「太田秀人」 太宰府から口福(こうふく)を届けます③ ~命を守る、お口の体操~
    2025年9月4日
  • レコーディングをする山崎ていじさん
    演歌歌手 山崎ていじさん 「浜田ふるさと祭唄」ミュージックビデオ公開
    2024年5月16日
  • 「こはく」10周年記念号
    上場企業発行の地域密着情報誌「こはく」10周年
    2024年3月29日
  • 手打大山そば 響
    【覆面調査 地方発グルメ】「手打大山そば 響」(京都)
    2025年3月21日
  • 高校生の時の坂口ジャスミン紫苑さん(右)と、指導者の中原俊夫さん
    【連載】風を越えて ~棒高跳び 坂口ジャスミン紫苑 世界への助走~ ③
    2025年9月12日
  • 「東京倶楽部」の演奏会で盛り上がる観客たち=7月20日
    【連載】 サックス奏者 販路開拓の旅(4)始まりの旅
    2024年8月24日
  • 講座を行う高島智さん(2018年3月、神奈川県内)(提供:高島智さん)
    「子育ては伝え方よりも聞き方」 島根県在住の子育て講師
    2024年4月9日
  • 中山真麻子さんが開発に貢献した「リンゴの剪定枝を使ったお香」
    「ふるさと」で習得した技術により「家族のふるさと」へ貢献
    2024年9月15日
Ad
  • ホーム
  • 日本
  • 国際
  • このサイトについて
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ

© San Letters Press|記事や画像等の無断使用を禁じます。

error: Content is protected !!