鳥取県米子市出身の映画監督、岡本喜八(1924〜2005年)の生誕100周年を記念した上映会が17日、神奈川県川崎市の川崎市アートセンターのアルテリオ映像館であった。
岡本監督自身が「一番好きな作品」と語ったという社宅暮らしのサラリーマンを描いた「江分利満氏の優雅な生活」が上映され、90席のチケットは上映1時間前に完売する盛況ぶりだった。
上映会後には岡本監督の妻で映画監督、プロデューサーのみね子さん、娘で女優の真実さん、その夫で元テレビ局プロデューサーの前田伸一郎さんがトークショーを行った。
2月17日は岡本喜八監督の誕生日。
上映会は1年間、作品をかえて毎月17日ごろに行う予定で、夏には太平洋戦争の終戦を描いた代表作「日本のいちばん長い日」などを上映する予定。
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