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チェリスト村岡苑子さん、新境地へ

2024 3/21
日本
2024年3月21日
サン・レターズ・プレス編集
村岡苑子さん
村岡苑子さん

鳥取県北栄町出身でふるさと大使も務めるチェリストの村岡苑子さんがアーティスト活動に力を入れている。

東京藝術大学出身の村岡さんは、もともと有名バンドのサポートメンバーなどを中心に活動してきた。大学時代の同期である常田大希さんがギターボーカルを務める人気ロックバンドKing Gnu(キングヌー)や、人気シンガーソングライターのVaundy(バウンディ)などのレコーディングやライブで演奏したり、大ヒットアニメ映画「鬼滅の刃」の劇中曲の演奏に参加したりするなど数々の有名作品に携わってきた。

一方で、自分で作った曲をアーティストとして演奏したいとの思いも持ち続けてきた村岡さん。2020年、バイオリニストの亀井友莉さんと「ZARUKAME」を結成(当時は「ざるかめ」表記)。

ともにポップスやアニメなど幅広いジャンルに携わってきた2人。そんなZARUKAMEならではの新しい弦楽器の世界を切り開くのを目標としている。

2023年7月には初のミニアルバム「Sail On」をリリース。結成後と同時にコロナ禍に見舞われたZARUKAMEのまさに「船出」を象徴するアルバムだ。

アルバムに収録された「薫風」という曲には、鳥取への想いが込められている。ふるさとの自然、木々の中を風が抜けていく景色を思い浮かべながらつくったといい、2020年に北栄町で演奏した時には思わず感極まったという。

2024年の11月ごろには鳥取県米子市でアルバムリリース後としては初めてとなる鳥取県内でのライブを予定している。

さらに今年2024年からは、ZARUKAMEでの活動だけでなく、村岡苑子個人での活動も力を入れたいと意気込む。

3月31日には老舗ジャズクラブ「ブルーノート東京」で、キーボーディストの江崎文武さんのライブに常田大希さんの兄でバイオリニストの俊太郎さんとともに参加する。「ブルーノートはジャズのメッカ。これまでサポートとして出たことはあるけれど出演者としては初めてなので楽しみ」と意気込んでいる。出演に向け新曲も用意する予定だ。

鳥取への想いを「小さいころには窓を開けて周りも気にせずチェロを弾いた。のびのびとした幼少期の生活が私をつくっている」と語る村岡さん。

鳥取の豊かな自然に育まれた感性と、東京での流行の先端を行く経験からどんな音楽を生み出すのか。今後が楽しみだ。

チェロを弾く村岡苑子さん(撮影・森島興一)

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