島根県ゆかりのミュージシャンが能登半島地震被災地へ義援金

松江市職員へ義援金を渡す門脇大樹さん(右)(撮影:HOPE ROPE実行委員会スタッフ)

2月13日、HOPE ROPE(ホープロープ)実行委員会が松江市を通じて、能登半島地震の被災地である石川県珠洲市へ義援金296,610円を寄付した。

同実行委員会は珠洲市を支援しようと2月12日にJR松江駅構内の「縁結びの広場」でチャリティーイベントを開催していた。今回寄付された義援金はこのイベントで集まったものである。

実行委員会によると、このチャリティーイベントには延べ500人の来場者があったという。

実行委員長の門脇大樹さんは「ここ(松江市)から石川県の珠洲市へ僕らの思いが送られていきます。まだまだ被災地は支援が必要な状況なので、これからもこの想いを忘れずに支援活動をしていきたい」と述べた。

同イベントには、島根県ゆかりのミュージシャン8組が出演している。音楽の歌唱演奏のほか北海道出身で島根県在住のデザイナーである、やましたまほさんによるアートペイントのパフォーマンスも行われた。会場ではJR松江駅の職員なども街頭に立ち募金を呼び掛けた。

松江市と珠洲市は平成24年10月に「災害時相互応援協定」を締結している。イベントには松江市の上定昭仁市長も来場し、出演者に声援を送っていた。

HOPE ROPE は地域の賛同者の協力により開催され、地元メディアでも多数取り上げられた。

イベントの出演者とJR松江駅職員(2月12日)(撮影:HOPE ROPE実行委員会スタッフ)

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