MENU
  • ホーム
  • 日本
  • 国際
  • このサイトについて
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ
AD
サン・レターズ・プレス
  • ホーム
  • 日本
  • 国際
  • このサイトについて
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ
サン・レターズ・プレス
  • ホーム
  • 日本
  • 国際
  • このサイトについて
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ
  1. ホーム
  2. 日本
  3. クリスマスローズの「超早期発芽」 LED活用で栽培期間を短縮 全国二例目(島根県の曽田園芸)

クリスマスローズの「超早期発芽」 LED活用で栽培期間を短縮 全国二例目(島根県の曽田園芸)

2025 10/21
日本
2025年10月21日
サン・レターズ・プレス編集
LEDライトを使って日照不足を補い、クリスマスローズの発芽を促す
LEDライトを使って日照不足を補い、クリスマスローズの発芽を促す

クリスマスローズは、冬から早春にかけて咲くキンポウゲ科の多年草だ。白やピンク、紫といった多彩な色があり、観賞用の花として人気がある。

通常クリスマスローズの種は、毎年5月ごろに花から採れる。採れたばかりの種は、成熟していないため自然に発芽する準備ができていない。採取した後に、暑い時期を経ることで発芽できる状態まで成熟する。成熟した種は、次に寒さが引き金となって発芽に至る。

自然に生育する場合、夏の暑さで種が成熟し、秋から冬にかけての気温低下により翌年の1月ごろに発芽する。開花して出荷できるようになるには、さらに2年ほどかかる。

「早期発芽(そうきはつが)」という育成方法がある。人工的に発芽時期を早める方法だ。電熱線を使って春のうちに暑さを作り出し、冷蔵庫を使って夏に寒さを作り出す。この方法だと冬を待たずに発芽させることができるため、栽培期間を短縮できる。

近年の気候変動により「早期発芽」の事情は変わってきた。人工的に暑さや寒さを作り出して種を成熟させたとしても、発芽した時は、まだ残暑が続いている。外へ出すと高温にさらされて苗が痛んでしまう。そのまま冷蔵庫に放置すると日照不足で発育が悪くなり、モヤシのような苗になってしまう。

2025年の夏、島根県出雲市の曽田園芸では日照不足解消のために、LEDライトを活用して発芽に成功した。全国で2例目だ。西日本では初となる。

クリスマスローズ

理論上、植物の種を早期に発芽させるのは難しいことではない。クリスマスローズ以外の植物では、LEDライトを活用して日照不足を補う方法が、すでに行われていた。

クリスマスローズでも個人の趣味ていどで成功した例はある。しかし事業ベースとなると、関東にある一軒の農家しか成功していなかった。

LEDライトを使うこの方法では、初期投資にまとまった金額が必要となる。完全に確立されたノウハウがあるわけではない。失敗すると初期投資が無駄になる。試みに使った種も無駄になり翌年の生産にも影響するため、挑戦する農家は限られた。

西日本で初めてとなったこの方法は「超早期発芽(ちょうそうきはつが)」と呼ばれる。「早期発芽」を超える早さで発芽する、という意味で名付けられた。この方法を使うと、苗を約3か月早く育てることができるようになる。

近年、地球温暖化の影響から夏の暑さは厳しさを増し、残暑の期間も延びる傾向にある。今後を見据(みす)えたとき、曽田園芸では残暑対策を真剣に考える必要があって「超早期発芽」に挑戦することとした。そしてこの夏、成功に至った。

早期発芽(左)と超早期発芽(右)
(同じ時期に蒔いた種で発育が違う)

曽田園芸では以前から独自に行ってきた他の栽培方法がある。これと組み合わせることで、今後は出荷までの期間を1年ほど短縮できることになる。

曽田園芸の曽田寿博(としひろ)農場長は、今後について次のように述べた。

「まだ不完全な超早期(栽培)を、より安定的な栽培技術にし、新たな花で皆さんに楽しんでもらいたいと思っています」

※「曽田園芸が以前から独自に行ってきた他の栽培方法」については、以下の関連記事「手作りの装置で遠隔農業」をご覧ください。

人工的に寒さを作る冷蔵庫(中央の白いコンテナ)
人工的に寒さを作る冷蔵庫(中央の白いコンテナ)
LEDライトを使って日照不足を補う育成器
LEDライトを使って日照不足を補う育成器

関連記事

あわせて読みたい
手作りの装置で遠隔農業 60キロ離れた場所からクリスマスローズを栽培 島根県出雲市に、手作りの遠隔管理システムを使って、クリスマスローズの育成を行っている人物がいる。出雲市斐川町にある曽田園芸の農場長、曽田寿博(そたとしひろ)さんだ。クリスマスローズは美しさと耐寒性から、冬の庭を彩る花として人気がある。曽田さんは、約60キロメートル離れた広島県内にあるビニールハウスを、遠隔により管理している。
あわせて読みたい
自社栽培の米を販売開始 大阪吹田市の「ファーマン・キッチン・マーケット」 「ファーマン・キッチン・マーケット」で自社栽培の米が販売され始めている。大阪府吹田市の青果店だ。大規模な小売業者が、米の生産を農家や農業法人に委託するケースは、これまでもあった。地域に根差した小規模な小売店が…

Ad

日本
LEDライトを使ってクリスマスローズの発芽を促す

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

Follow @saninpress
この記事をシェア

おすすめの記事

  • 田中俊太郎さん
    NHK『音楽はかつて“軍需品”だった』 高木東六の「たのしい食卓」「更けゆく夜」紹介 田中俊太郎さん出演
    2025年8月10日
  • 「まちライブラリーカフェpukapuka(ぷかぷか)」の外観
    「まちライブラリー」で好きな島根の暮らしを守りたい  神楽で移住の森口真菜さん
    2024年12月30日
  • 農家芸人の「てんてらてーんあきら」さん
    人々に支えられ 農業のネタしかやらない農家芸人「てんてらてーんあきら」(第2話)
    2026年3月3日
  • 台中六十五再醸
    台湾との歴史つむぐ日本酒が完成
    2024年2月22日
  • ギタリストだった頃の小汀剛史さん
    「挑戦に無駄なことなどない」 ロックバンド「Supe(シュープ)」「Porehead(ポアヘッド)」の元ギタリスト 異分野で会社経営 (前編)
    2024年5月31日
  • 東京都千代田区丸の内にある東京會舘で演奏する、ほりピさん
    エレクトーン奏者「ほりピ」 ひとりでオーケストラやってます♪(たぶん)①
    2025年11月10日
  • 元広島市長の粟屋仙吉=『広島市役所原爆誌』(昭和41年発行/広島市編)より 【画像提供:広島市公文書館】
    原爆に散った広島市長 粟屋仙吉の青春時代①〈学業編〉
    2025年7月13日
  • トランペットの演奏をする筒井奏子さん
    トランペット奏者 筒井奏子さん プロフェッショナルの二奏流(にそうりゅう)
    2025年11月20日
Ad
  • ホーム
  • 日本
  • 国際
  • このサイトについて
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ

© San Letters Press|記事や画像等の無断使用を禁じます。

error: Content is protected !!