島根(Shimane)– category –
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「ふるさと」で習得した技術により「家族のふるさと」へ貢献
かつて島根県出雲市で暮らした女性が、出雲で習得した技術により岡山県真庭市へ貢献しようとしている。「香司(こうし)」の中山真麻子(なかやままあこ)さんだ。 「香司」とは、線香や香り袋などに使う「お香」を調合する調香師のことだ。薬草などの天然香料を調合して独自の香りを作り出す。 -
小泉八雲の短編「耳なし芳一」演じる琵琶奏者 生誕地「レフカダ島」への夢(櫻井亜木子さん)
今年2024年は島根県松江市ゆかりの文豪、小泉八雲の没後120年にあたる。代表的な著書「怪談(Kwaidan)」が出版されて120年でもある。「怪談」は八雲が死去する直前の1904年4月に、アメリカで出版された。日本各地に伝わる伝承などを基にした短編集だ。幽霊や妖怪、神話にまつわる物語が収められている。「耳なし芳一」や「雪女」などは特に有名だ。 -
【連載】 サックス奏者 販路開拓の旅(4)始まりの旅
サックスとキャリーバックを持って7月20日の演奏会開催地、東京へ向かいます。一番の心配事は、現地の空模様です。到着して、JR八重洲口のタクシー乗り場から空を見上げると、梅雨明けを予感させる青空で安堵しました。 -
舞台芸術を活用し建設業の経営革新 歌手・俳優出身 新社長の挑戦
島根県出雲市に、舞台芸術を広報活動に取り入れることによって、建設会社の経営革新を目指す新社長がいる。有限会社アサヒ技研工業(以下 アサヒ技研工業)の朝日山裕子(あさひやまゆうこ)さんだ。 朝日山さんはソプラノ歌手や俳優・演出家だった経歴を持つ。 -
【連載】 サックス奏者 販路開拓の旅(3) あなたに逢いに行く
山陰で私の活動を応援してくれた方が、転勤や退職を機に故郷に戻られた後で、再び私の演奏会に来てくれることがあります。 これまでのご縁もたどりながら、最初の「演奏ツアー」開催地は東京と広島にしました。 -
手作りの装置で遠隔農業 60キロ離れた場所からクリスマスローズを栽培
島根県出雲市に、手作りの遠隔管理システムを使って、クリスマスローズの育成を行っている人物がいる。出雲市斐川町にある曽田園芸の農場長、曽田寿博(そたとしひろ)さんだ。クリスマスローズは美しさと耐寒性から、冬の庭を彩る花として人気がある。曽田さんは、約60キロメートル離れた広島県内にあるビニールハウスを、遠隔により管理している。 -
石見銀山発見500年へ 島根県と繊維業が連携 KITTE大阪に情報発信拠点
株式会社石見銀山群言堂グループ(以下、群言堂グループ)が、大阪市内で新店舗「石見銀山群言堂 暮らしの旅へ」を開業する。営業開始は2024年7月31日。北区梅田の複合商業施設「KITTE大阪(キッテおおさか)」の3階に出店する。同社は島根県大田市に本社を置いている。 -
「挑戦に無駄なことなどない」 松江市出身の元ギタリスト 異分野で会社経営 (後編)
ロックバンド「Supe(シュープ)」や「Porehead(ポアヘッド)」のギタリストとして活躍した小汀剛史(おばまたけし)さんは、現在デザイン会社の社長を務める。バンドのホームページを制作する必要性からデザインの勉強を始めた。音楽引退後はデザインが本業となり、ミュージシャンだったころの経験が活かされている。